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NINJA
2025/07/12 (Sat)
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2011/03/14 (Mon)
射精障害という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか?勃起障害についてはテレビCMなどでも話題になっていますが、射精障害については、みなさんあまりご存知ないかも知れません。射精障害とは、勃起には問題がなくても、射精ができない状態を言い、膣内射精不能、早漏・遅漏、逆行性射精などに分類されます。以下簡単に病状と治療について説明します。

■膣内射精不能
膣内射精不能においては、マスターベーションで射精ができても、膣内では、射精できないケースが半分以上を占めます。原因としては、誤ったマスターベーションや性交に集中できないことが挙げられます。誤ったマスターベーションとは、布団や手のひらに強くこすりつけることなどを指します。

こういったマスターベションを頻回に行っていると、マスターベーションの刺激が強すぎて、膣の刺激では射精が起きにくくなってしまいます。治療としては、正しいマスターベーションを訓練して、膣の刺激でも射精するように指導します。性交に集中できない場合は、性的なイメージを空想して集中力を高めます。

■逆行性射精
逆行性射精とは、精液が尿道をとおって外部に射出されずに、膀胱に逆もどりしてしまうことを言います。糖尿病や、前立腺や膀胱の手術後に発症するケースが多く、また、脊椎損傷などによっても起こります。治療としては、膀胱から精子を採取したり、前立腺に刺激を与えたりして精子を採取し、人工授精法、場合によっては顕微授精等を行います。

■早漏・遅漏
早漏および遅漏は、主に、心理的な要因によるもので、カウンセリングなどの心理療法が中心となります。

ストレス社会の弊害として男性の場合、心理的な理由でEDや射精障害が増えている事がおわかり頂けたと思います。男性の場合、今までまったくそんな事を心配したこともないのに急に出来なくなって真剣に悩んでいる人も多いと聞きます。

男の沽券に関わる部分でもあるので人に相談もしないで放置しているケースも多いようです。しかし、これらの症状は身体の危険信号と受け取るべきです。その信号を的確に読み取り、早期の治療を受けることが最も本人にもご夫婦にも良い選択だと思います。

上記のような兆候が見られましたら専門医に相談されることをお薦め致します
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